WR400Fヘッドライト交換記録

その1.バルブのお話

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左:ノーマルH4バルブ     
右:公道仕様のヨウ素球バルブ

販売元 発電容量
マルカワレーシング「WOOD SPRO」 110W
横浜モトパワー 135W
スーパーLink 110W
上2店は、ノーマル下取り制度アリ
スーパーLinkは、ノーマルを加工
 ウエストウッドさんで販売している公道仕様のWR400Fのヘッドライト(メーターバイザーも含む)は、(ベルガルダヤマハから発売されているキットを組み込んでいると思われますが...。)35/35wのヨウ素球らしきバルブを使用しています。(H1バルブ?知ってる方いらしたら教えて下さい。)
 レース仕様のWRには60/55WのH4バルブが使われています。
 これはWRのジェネレータの発電容量にも関係していると思われます。
 WRの標準のジェネレータの発電容量は65Wで、ヘッドライト(60W)+テールランプ(5W)分です。
 公道仕様にする場合、この他ウインカー、ライセンスランプ、ブレーキランプ、メータライト等が必要となってくるためヘッドライトを35Wとすることで全てを賄おうとしていると思われます。
 このヨウ素球のバルブは、量販店では殆ど取り扱っていないし、何せ暗い!新聞屋さんのカブより暗い!

 しかし、むやみにバルブのワット数を上げても発電容量を上げなければライトは明るくないません。
 強化ジェネレータを装着するのが安価で容易でしょう。
 E-Lineのようなジェネレータそのものを交換する物もありますが高価で、壊れた場合修理不可能だそうです。
 アフターパーツでは、コイルの巻き直し版は、左表のお店から発売もしくは対応しているようです。
 私が今回購入したのは横浜モトパワーさんのものです。

 

その2.メーターバイザーのお話

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公道仕様はハンドルロック用の穴が開いている。
 

 公道仕様ではメーターバイザーもレース仕様とは異なったものが使われています。
 相違点は、ハンドルロック用の穴が開いていることとレンズケースが大きくなったことによる間口のサイズの大型化です。因みに公道仕様のライトケースはプラスチックレンズでレース仕様はガラスレンズ(多分?)です。(※左写真参照)
 
 公道仕様では光軸合せ用のボルトはなくメーターバイザーとライトケース固定用のボルトを弛めて調整します。
 レース用はライト下にあるボルトの弛締によって光軸調整が可能です。

 標準のメーターバイザーへの交換に当たり2点不都合がありました。
 1つ目はハンドルロックが使えなくなる。(ノーマルメーターバイザーに穴を開ければいいのですが・・・。)
 もう一つはハンドルロックが着いているため本来のバイザーステーが付けられずハンドルロックに着いているステーを使わなければなりません。ライト下のメーターバイザー固定用の穴がずれているのです。
 これはステーを作成して何とか回避できました。

 

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左:レース仕様
右:公道仕様 



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ステーを作成し回避
青いボルトはたまたまあったポジポリーニのアルミ皿ネジ

 

 

その3.完成
wr_hr03.jpg (21508 バイト)  完成!!
 メーターバイザーのデカール(白い部分)は貼りませんでした。
 99年式と同じにしてみました。
 見た目結構引き締まって見えると思っているのは私だけ?

 ライトの光量は強化ジェネレータのお陰もあってかなり改善されました。
 しばらく様子をみて、まだ暗いようならバルブを換えてみようかと思っています。
 60/55Wで80/75W相当とかでカーショップで売っている物です。(確か、P○○Aから110/100Wなんてのもあったっけ)