サイクルメーター取り付け記録
 
はじめに

サイクルメーターを付けようと思ったきっかけは、WRに着いているスピードメーターには距離計がないので燃費計算が面倒だったこと。 Fホイール小径化に伴いスピード、ODOに誤差(計算上15%程多く表示)が生じ正確性に掛けている。
等の問題が発生していたためです。

 

sc6500.gif (16120 バイト)

メーカー  :SHIMANO
品名    :Cycle Computer SC-6500 FLIGHT DECK
機能一覧 :走行速度、時刻表示、積算距離(ODO)、走行時間、ストップウォッチ、走行距離(DST)、etc.
簡単な仕組みの説明
 
 磁石をホイール(自転車の場合スポーク)に付けて、フロントフォークに取り付けたセンサーでその回転数を拾うのです。
 そして予め入力してあるホイールの外周を元に走行距離、走行速度を算出し表示するわけです。 
 磁石とセンサーとのクリアランスは1mm〜5mmが有効範囲です。

オートバイへの取り付け留意点

取り付けにあたり以下の事項に留意が必要です。
 
1.メーターからセンサーまでのコードが短いので延長が必要。

コードは同軸コードでコーティングにより絶縁されているので延長する際は接点部のコーティングを落とす必要があります。(火であぶればOK)
今回延長コードは秋葉原で購入した同軸コード、こちらはコードの中の1種類がビニールで絶縁されているタイプ(\50/m也)を使い、接点をコネクター(右図参照)にしてみました。

WR_cycleC.jpg (11775 バイト)
2.磁石が自転車のスポークホイールに取り付けるのを前提とした作りなので、何かしらの改造が必要。

ディスクのインナーローターに穴を開け取り付けてみました。
※右写真の水色で囲んだ部分

WR_cycleSe.jpg (21101 バイト)
3.センサーと磁石のクリアランスが1mm〜5mmと短いためセンサー取り付け位置に工夫が必要

フォークカバーのステーを利用し、センサー用のステーを作成してもらいました。(CLUB1.2作成)
このためフォークカバーは取り付けられません。
※右写真の黄色で囲んだ部分がセンサー

4.タイヤも含めた前輪外周長の計測が必要。

1回転あたりの走行距離でスピード及び積算距離を算出しているのでタイヤも含めた前輪外周長をサイクルメーターに予め入力しておく必要があります。(ミリ単位で入力可能です。)
今回は半径を計測し外周を算出しました。

WR_cycleS.jpg (21776 バイト)
5.メーターとスイッチ取り付け位置の確保。

メーター取り付け位置はメインキーの左とし、アルミ削りだしでステイを作成してもらいました。モード切替スイッチはクランプにステーかまして付けています。

WR_cycleM.jpg (25425 バイト)


   

おわりに

ブライトロジックでも同じサイクルメーターを付けているのを雑誌の記事でみました。
やはり一番苦労したのはコードの延長のようです。
サイクルメーターの表示はかなり精度がたかそうです。速度もアナログの15%減の数値を表示しています。
今後もう少し様子を見て(振動などの影響等)問題ないようならアナログメーターを取り外すことも検討中です。
その際夜間走行時の照明を何とかしなくては...。

 

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