ハンドル交換記録

目的: 既設のサンセイレーシングのクイックリリース機構付きセパーレートハンドルは、垂角10゜。
    長距離走る場合やはり手首、肩に負担がかかるのでこの垂角が緩和し手首、肩の負担を軽減する。

前提条件:
     ・外見が著しく変化してしまうことは避ける。
     ・ハンドル交換の為に他部品を換える換える必要性が発生しないこと。取り付けが簡単なこと。
     ・垂角など調整できるもの。
     ・フォーク経43φに対応可能なもの。

 以上のことを踏まえて探した結果以下の2つの製品が候補にあがりました。    

1.TwoBrothersRacing製2ピースハンドル…… しかし、値段が高い\32,000-也!!
2.モリワキ製VTR1000F用垂角3゜ハンドル ……  VTR1000Fはフォーク経41φ内径を1mm削れば43φでOKなはず(モリワキに問い合わせメールを出したら親切丁寧なお答えを頂きました。ありがとうございました。)削った結果耐久性には問題ないが保証ナシでNG

 

 ということで清水の舞台から飛び降りたつもりで1.TwoBrothersRacing製2ピースハンドルの購入に踏み切り
ました。

 これがそれです。tbr_hand.jpg (24610 バイト)

 ハンドルバーとクランプからなる2ピースタイプで垂角は無段階調整タイプです。
 無段階調整なだけに角度を測れる分度器のようなものを使うか、自分の感性で調整するしかなさそうで、私は後者の方法で行いました。

 取り付けに際しては、トップブリッジを外さなければならないのでフロントを多少ジャッキ・アップして作業を行はなければなりません。(私は油圧ジャッキとウマかまして作業しました。)
 ハンドルの絞り角と垂角を仮決めし、あとはシートにまたがり自分の感性のまま各部を調整し本決めします。

 垂角10゜との比較はこんな感じです。tbr_han01.JPG (25439 バイト)

 同じ取り付け位置として考えるとバー1本から1.5本分上がります。
 作業時一番問題になったのは、トップブリッジの締め込み部分とハンドルクランプの締め込み部が若干干渉するのでマスタシリンダ等の取り付けに手間が係ります。 因みにトップブリッジは88年式(?)GSX−R用を使用しています。
 また、バーエンドにナイロンキャップがおまけ程度についていて、これを変更しようとするとバーの内部経が2段階になっているので市販のおしゃれなアルミバーエンドは、加工が必要です。
 私はDAYTONA製のものを使いました。固定するのに内部でゴムパッキンを締め込むタイプなので、ゴムパッキン外径をカッターで削り取り付けています。

出来上がりはこんな感じです。tbr_han02.JPG (17163 バイト) ※まだ、バーエンド未装着状態

インプレ:まず開口一番「極楽極楽」手首、肩への負担がかなり軽減できている(ネイキッドのパイプハンにはかないませんが)これなら長距離乗ってもOKでしょう(?)。
      この辺は、長距離ツーリング行った際にまたご報告したいとおもいます。